功労者は勲章をやればいいのです。実務につけると、百害を生じます。

人物:山本権兵衛(やまもとごんべえ)

1852-1933年。鹿児島の生まれ。戊辰戦争に従軍。維新後、海軍兵学寮に学ぶ。日清戦争では大本営軍務局長。第2次山縣内閣、第4次伊藤内閣、第1次桂内閣で海軍大臣を務め、日露戦争の難局を突破。この間、海軍大将に昇進。1913年の大正政変で第3次桂内閣が倒れた後、立憲政友会と結んで第1次山本内閣を組織したが、翌年シーメンス事件で辞職。