直接の利益は人心を娯(たのし)ましむるにあり。小説の目的とする所は人の文心を娯ましむるにあり。

人物:坪内逍遥(つぼうちしょうよう)

1859-1935年。美濃国加茂郡(現在の岐阜県美濃加茂市)出身。1885年、文学論『小説神髄』と小説『当世書生気質(とうせいしょせいかたぎ)』を発表。写実主義を提唱し、日本の近代文学の先駆者となった。1890年、東京専門学校(早稲田大学)に文学科を設け、翌年『早稲田文学』を創刊。演劇革新を志し、戯曲『桐一葉』などを創作した。

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