百俵の米も食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば、明日の一万、百万俵となる。

人物:小林虎三郎(こばやしとらさぶろう)

1828-1877年。越後国長岡藩士。藩命で江戸に遊学し、佐久間象山の門下に入る。ペリー来航に際し、象山とともに横浜開港を唱え、咎めを受けて帰郷。維新後は長岡藩大参事となり、長岡の復興や教育振興に尽力。山本有三の戯曲「米百俵」や、2001年の所信演説で小泉純一郎首相(当時)が「米百俵」を引用したことで全国的に知れ渡った。