サラリーマンに限らず、社会生活において成功するには、その道でエキスパートになる事だ。ある一つの事について、どうしてもその人でなければならないという人間になることだ。

人物:小林一三(こばやしいちぞう)

1873-1957年。山梨県生まれ。慶応義塾卒。三井銀行員を経て、箕面有馬電気軌道(現・阪急電鉄)の設立に参加。以来、電鉄・電力界を中心に幅広く活躍し、住宅地経営の不動産業、阪急百貨店の小売業、東宝・宝塚歌劇団・阪急ブレーブスの興行業など、阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)を成す数多くの事業を興した。