自己の使命を自覚し、堅固不動の自活的精神をもって事にあたれば、天は自ら助くる者を助くること、もとより疑いのなきことである。

人物:團琢磨(だんたくま)

1858-1932年。筑前国福岡荒戸町(現在の福岡県福岡市中央区荒戸)出身。実業家。1871年、金子堅太郎らと共に旧福岡藩主・黒田長知の従者として岩倉使節団に同行し、渡米。マサチューセッツ工科大で鉱山学を修め、1878年に帰国。三井三池炭鉱の経営を成功させ、三井財閥の総帥となる。三井合名会社理事長、日本工業倶楽部初代理事長などを歴任。