人間ができて、はじめて絵ができる。

人物:横山大観(よこやまたいかん)

1868-1958年。常陸国水戸(現在の茨城県水戸市)出身。1889年に東京美術学校日本画科第1回生として入学し、岡倉天心や橋本雅邦の指導を受ける。1896年に同校助教授となるが、天心の校長辞任に殉じて退職。日本美術院の創立に参加し、菱田春草とともにその中心的存在となった。代表作に『生々流転』『瀟湘八景』『夜桜』や多くの富士山の図がある。