未来が其の胸中に在る者、之を青年と云う。過去が其の胸中に在る者、之を老年と云う。

人物:植木枝盛(うえきえもり)

1857-1892年。土佐国土佐郡井口村(現在の高知県高知市)出身。自由民権運動の理論的指導者。板垣退助の演説を聞いて感銘し、政治家を志す。立志社、国会期成同盟、自由党などの結成に参加。板垣のブレーンとして活躍する。1884年の自由党解党後は婦人解放や風俗改良などの啓蒙活動を展開し、1890年の第1回衆議院議員総選挙に当選。