シャクトリムシのように身を屈するのも、いずれは龍のように伸びるためだ。そのためには、奴隷になっても、下僕になっても構わない。

人物:高杉晋作(たかすぎしんさく)

1839-1867年。長州藩士。松下村塾に学び、毛利定広の近侍となった。1862年、藩命を帯びて上海に密行。帰国後は攘夷運動を推進し、久坂玄瑞らと江戸御殿山の英国公使館を焼打ちにする。1863年、外国船の下関砲撃に際し奇兵隊を編制。馬関戦争では連合艦隊との和議にあたった。1865年、藩内を改革し藩論を倒幕に向かわせたが、維新直前に病死。