敵塩

読み

てきしお

例文

A男 「くそっ、オレの負けだ・・・。早くトドメを刺せ!」
B男 「オメー、凄く強かったぞ。この豆食って、今日のところは帰りな」
A男 「・・・ふっ、このオレが敵塩されるとはな」

意味

苦しい立場にある敵を助けること。

説明

「敵に塩を送る」の略。
時は戦国時代。
武田氏(武田信玄)が塩不足で苦しんでいることを知った上杉氏(上杉謙信)は、敵対関係にありながら、その領民を助けるために自国の貴重な塩を送ったという。

関連

正々堂々、川中島の戦い、敵は本能寺にあり