君のために

君のためなら走ってもいい
それを聞いて 君は笑った

今 僕は走っている
君のいない世界を ひたすら走っている
目的地も分からないまま 全力で走っている

いつか この灰色の森を抜け出せるだろうか
君と夢見た風景に 辿り着けるだろうか

君の美しい笑顔を思い出す
そして 僕は走り続ける